古事記

常に酩酊。これ以上は呑めねェ。

Brother

皆さんには血縁者以外に家族と呼べる人がいるでしょうか。

この話2回目ですね。

今日は僕の兄貴分的な人の話をしたいと思います。

出逢いは6年くらい前、まだクソガキでゲーセンに通っていた頃です。

maimaiっていう音ゲーを当時やっていました。

音ゲー界隈ってローカルだと特になんですけど、基本メンツが固定されるんですよね。

あぁ今日この人来てるのか、来てないのか、とか。

知り合いじゃなくてもなんか知ってる、みたいな。

それである日通ってたゲーセンで一番上手くて目立ってたやべー人に一緒にやらない?って声を掛けられました。

その人が後の兄貴分的な感じになる人です(ちなみに3個上)。

上の文からわかる通り彼はコミュ力お化けの陽キャで、彼女もこの音ゲーから知り合った方でした。

そしてすごいのがめっちゃ要領が良くスペックが高く、なぜ音ゲーなんかやってるの?ってレベルの人だったんですよね。

就活では大手から内定を取りに取りまくってなぜかそれなの内定を蹴って県内薬局の店員になりました。

今では県内トップレベルの店舗に栄転してボーナスは同期で一番らしいです。

まぁそんな彼とは音ゲーをやってた時期は週に何回も会う仲だったんですが二人とも音ゲーをしなくなり次第にあまり会わなくなっていきました。

それでも年に数回は会ったりしてたんですが就職をきっかけに会わなくなってしまっていた。

しかし昨晩急に電話がかかってきて、何かと思えば上記の彼女と別れた、と連絡が来ました。

6年間付き合っていて別れて心が参ってしまったと。

話を聞いていると彼は全く悪くなく、傍から見れば彼女側が50億くらい悪いんですが、それでも切り替えられないって言ってました。

僕としてはそんなクソ長い恋愛をしたことがないので特に何も上手いことは言えなかったんですが、それでもなんとかできる限りの言葉を絞り出しました。

ちなみにこの音ゲーの界隈の知り合いは彼だけではなく、大学中退してフリーターのまま音ゲーで知り合った彼女と結婚したほぼヒモだったり、大学卒業と同時に彼氏と結婚していつの間にかガキを拵えている女だったり、就職して半年くらいで辞めた挙げ句初彼女と数ヶ月で別れて心を病んでしまった男だったりバラエティーに富んでいました。

その中でも一番マトモだった彼がなぜこうなってしまったんだと思いましたね。

まぁ間違いなく優しすぎるのが原因なんですが。

そしてその別れた話は片手で数え切れるくらいの人にしか話していないそうでした。

その話を1年くらい連絡取ってない僕にしてくれたのがめちゃくちゃ嬉しかったです。

いや、嬉しいって言うとちょっと不謹慎って言うか言葉が違う気がしますが。

まぁここまでダラダラ書いといて何が言いたいかっていうとどんな出会い方でさえ今の時代は関係を築けるってことですよ、多分。

自分でも書いててこれオチが無いな、ってなりました。

でもここまで書いちゃったのでボツにはしません。

本当に何が書きたかったんだっけな…?