隙あらば
自分語り。
高三の頃(男子校三年目なので異性に対するコミュニケーション能力が一番乏しかった時期)、近くてコンビニ以外のバイト先を探した結果、近くにタリーズがあったので応募して面接に行ったら店長に男いないよって言われて、まぁ今更食い下がるわけにも行かず、大丈夫ですって言って落ちることを祈っていたら採用されてしまったわけで。
まぁ最初は話せなかったですね。特に同世代。主婦とか割と年齢が離れてる大学生とかならなんとか話せていたんですが、同世代は最初はマジで話せなかったです。目もまともに見れない。
俺が入って二か月くらいしてから初めての後輩が三人(全員女の子、二人同い年一人いっこ下)が入ってきたんですが、何なら最初はビビってました。怖かった。今でこそ呼び捨てで呼び合うような仲ですが、最初は敬語だしさん付けだし。本当に怖かったんでしょうね。当時の自分。
タリーズって本場かぶれなのかなぜだったかは覚えてないけど店員同士を下の名前で呼び合うんですよ。異性を下の名前で呼ぶことなんて滅多になかった男子校生にとっては最初はなかなかきつかったです。というか親以外に下の名前で呼ばれることないしね、MLでも知らない人のほうが多いでしょ。
まぁそんなこんなで二年間頑張った結果今の自分がいて、大学入学当初、タリーズやってなかったら恐らく今以上にコミュ力のない超クソ陰キャが完成していたわけです。末恐ろしい。
だからタリーズっていう職場に出会えたのは人生の中で結構大きな機転だったんじゃないかなぁって思います。
おわり。